【必見】米国株に投資したい!ネット証券の取引手数料を徹底比較

こんにちは!トカゲです

米国株に投資したい!と思ったときに、どの証券会社で取引すればいいんだろう?
このような疑問をもった方の参考になればと思い、主要ネット証券会社の手数料を徹底比較します。

実は、米国株が取引できる証券会社について比較したウェブサイトは、既に世の中にたくさんあります。

しかし、日本株取引と違って米国株取引の手数料については注意すべき点があるとトカゲは気づきました。詳しく解説している人がいないようなので情報をシェアします。

米国株投資でかかるいろいろな手数料

一般的に米国株を取引する際には次のような手数料がかかります。

取引手数料
株を買う時と売る時の両方にかかる手数料です。
約定代金の何%というように決められており、手数料率は各証券会社が自由に設定できます。
ただ、手数料競争の結果、現在はどの証券会社でも手数料率は例外を除き同じです。

SEC Fee
売却時のみ、現地取引費用としてかかるものです。
これは証券会社が決めるものではないので、どの証券会社でも一律です。

金額は、約定代金1米ドルにつき、0.0000051米ドルです。

100万円(= 1万ドル)の取引で5円(= 5セント)なので大した金額ではないですね。
*1米ドル100円で計算

外国為替取引手数料
米国株は米ドルでしか購入できず、日本円を米ドルに交換するときにかかる費用です。
そして、この手数料は米国株を売却して米ドルを日本円に交換するときにもかかります。

米国株取引だからこそ発生するもので、今回の記事のメインテーマです!

ネット証券会社比較

証券会社の比較を表にしました。

証券会社取引手数料最低取引手数料上限取引手数料為替手数料円貨決済外貨決済
SBI証券約定代金
×0.495%
0米ドル22米ドル25銭
楽天証券約定代金
×0.495%
0米ドル22米ドル25銭
マネックス証券約定代金
×0.495%
0米ドル22米ドル買付時:0銭
売却時:25銭
DMM.com証券無料無料無料25銭×
各証券会社ウェブページよりトカゲ作成
手数料は税込み

重要なところを赤字にしています。順番に解説していきます。

まずは取引手数料ですが、DMMは無料です。

SBI、楽天、マネックスは約定代金×0.495%と横並び。
ややこしいのが「最低取引手数料」と「上限取引手数料」の存在です。最低手数料が0米ドルなのでお得な感じがしますが、全然そうではありません。
楽天証券を例にとって説明します。

楽天証券の1取引当たりの手数料は次のようになっています。

約定代金手数料
2.22米ドル以下0円
2.22米ドル超 ~ 4,444.45米ドル未満約定代金の0.495%(税込)
4,444.45米ドル以上22米ドル(税込)

この表から明らかなように、手数料が0円なのは2.22米ドル以下の株を買う時です。222円で米国株に投資しようという人は少ないでしょう。

そして次に、2.22米ドル超4,444.45米ドル未満で株を買う時の手数料が0.495%。4,444.45米ドル以上であれば金額がいくらであっても一律22米ドルです。これが「上限手数料」の意味です。

さらに取引手数料は買う時だけではなく売るときにもかかることに注意が必要です。

例えば、それぞれ200円、10万円、50万円、100万円の資金で米国株に投資して10%の利益が出たところで売却したとします。その場合の取引手数料は次のようになります。

投資金額米ドル換算買付時手数料利益確定金額売却時手数料手数料合計
200円2米ドル0円2.2米ドル0円0円
10万円1,000米ドル495円(4.95米ドル)
1000米ドル×0.495%
1,100米ドル545円(5.45米ドル)
1100米ドル×0.495%
1,040円
50万円5,000米ドル2,200円(22米ドル)5,500米ドル2,200円(22米ドル)4,400円
100万円10,000米ドル2,200円(22米ドル)11,000米ドル2,200円(22米ドル)4,400円
*1米ドル100円で計算

投資金額が2.22米ドル以下の場合を除いて、投資金額が大きいほど手数料の負担割合が軽くなることがわかります。ただ、何十万、何百万といった金額を一度に投資できる人は多くないと思います。

そう考えると、DMM.com証券の取引手数料無料は大きな魅力です。

ただ、話はこれだけでは終わらないのです。
理由は、為替手数料と外貨決済の可否も考慮する必要があるからです。

為替手数料についてはすでに説明しましたが、もう一度確認しましょう。

外国為替取引手数料
米国株は米ドルでしか購入できず、日本円を米ドルに交換するときにかかる費用です。
そして、この手数料は米国株を売却して米ドルを日本円に交換するときにもかかります。

例えば、トカゲが100万円を元手にAmazonに投資しようと思ったら、まずは米ドルに交換する必要があります。

現在の為替レート(マーケットレート)が仮に1米ドル100円とすると、
100万円 ÷ 100 = 10000米ドル
になるかというとそうではありません。

為替手数料が25銭( = 0.25円)かかるので、
100万円 ÷ 100.25 = 9975米ドル
が実際の投資資金となります(取引手数料は無視)。
この例では25米ドル( = 2500円)が為替手数料となります。

これまでの説明は米国株を買う時の話でした。しかし、売るときにも為替手数料がかかる場合があります。そこで重要になるのが「外貨決済」が可能かどうかです。

証券会社の比較表をもう一度見てください。

証券会社取引手数料最低取引手数料上限取引手数料為替手数料円貨決済外貨決済
SBI証券約定代金
×0.495%
0米ドル22米ドル25銭
楽天証券約定代金
×0.495%
0米ドル22米ドル25銭
マネックス証券約定代金
×0.495%
0米ドル22米ドル買付時:0銭
売却時:25銭
DMM.com証券無料無料無料25銭×
各証券会社ウェブページよりトカゲ作成
手数料は税込み

DMMのみ外貨決済が「×」になっています。

外貨決済とは、投資した米国株を売却するときに、売却した資金を米ドルのままで受け取ることです。

外貨決済ができないということは、株を売却したときに強制的に米ドルが円に交換されるということです。その時に発生するのが、またまた為替手数料なのです。

先程の例で、トカゲが9975米ドルの元手で投資したAmazon株は、上昇して11000米ドルになったとします。トカゲは利益確定のためにAmazon株を売却しようとします。
比較可能なように、マネックスで取引した場合を考えてみましょう。

外貨決済する場合
トカゲの証券会社の口座には、
売却資金の11000米ドルから取引手数料22米ドルが引かれた10978米ドルが入金されます

外貨決済しないの場合
トカゲの証券会社の口座には、
売却資金の11000米ドルから取引手数料22米ドルが引かれた10,978米ドルを為替手数料込の為替レート1米ドル99.75円で交換された1,095,055円( = 10,978米ドル × 99.75)が入金されます。

なぜ為替レートが99.75円なのかというと、マーケットのレート1米ドル100円から為替手数料25銭( = 0.25円)を引いた為替レートになるからです。

為替手数料がなければ、トカゲは10,978米ドル × 100 = 1,097,800円を受け取れたことになります。差額の2745円が為替手数料ということになります。

どうでしょう?外貨決済はかなり重要なポイントです。

ここからはトカゲの推測ですが、DMM.com証券は取引手数料を無料にする代わりに、外貨決済をできなくすることで為替手数料で収益を得る、というモデルを考えたのだと思います。

さて、手数料について詳しく説明してきましたが、「いろいろ手数料が複雑で、一体どこの証券会社で米国株投資を始めればいいんだよ!」という声が聞こえてきそうです。

その質問にトカゲがお答えします。

投資スタンスによって変わるオススメ証券会社

どの証券会社で米国株投資をすべきかは投資スタンスによって異なる、というのが結論です。

具体的には、投資期間と1回あたりの取引金額で場合分けできます。

  1. 短期売買で1回の取引金額がおよそ100万円以下の場合
    DMM.com証券がおすすめです。
    マネックス・楽天・SBIは4,444.45米ドル以上の取引から取引手数料が22ドルと固定ですが、DMMは為替手数料が取引金額に比例するので有利になります。

  2. 短期売買で1回の取引金額がおよそ100万円以上の場合
    マネックス証券がおすすめです。
    買付時の為替手数料0円がSBIや楽天と比較して有利です。
    上限取引手数料が22米ドルと固定なので、大きな金額の投資で為替手数料が取引金額に比例してしまうDMMに比べて有利になります。

    注意点としては、売却代金は円貨決済せず外貨決済(米ドルで受け取る方式)にして、その米ドルで再投資することを前提としています。

  3. 長期投資目的の場合
    DMM.com証券マネックス証券がおすすめです。
    長期投資の場合は、手数料にはそこまで拘らなくてもいいと思います。
    なぜなら短期売買のように取引を頻繁に繰り返してその都度売り買い往復の手数料がかかるわけではないからです。

    ただ、DMMで長期投資するにあたっては注意しなければならないことがあります。
    それは、DMMでは円貨決済しかできないため、長期投資後の為替が円高だったとしても強制的に円に交換されて資金が戻ってくるということです。
    現在の為替レートは1ドル110円ですが、例えば10年後に1ドル90円の円高になってた場合、売却資金が1ドル90円で換算されて円で戻ってきます。せっかく株式で利益が出ていても、為替変動に因る損失がマイナス19%となります。

    株売却のタイミングとは切り離して米ドルから円に交換するタイミングを図りたいという場合は、マネックス証券を選ぶのがいいと思います。

    さらにDMMでは「配当金受取時の為替スプレッドが基準為替レート -1円」というのもあります。単純に為替レートが1ドル100円とした場合に、為替手数料が1%かかるという計算になります。高配当株投資をメインでしている方はこの手数料にも注意してください。

手数料以外に考慮すべきこと

この記事では、米国株に投資する際の手数料に話を絞って解説してきました。

手数料は投資においてマイナス要因でしかないので、なるべく抑えるに越したことはなく、とても重要な要素だとトカゲは考えています。

一方で、米国株投資にかかわる証券会社間の競争は熾烈で、それぞれの証券会社が手数料以外でも差別化を図ろうと、いろいろな点で自社の優位性をアピールしています。
具体的な項目を挙げると、

・取扱銘柄数
・スマホアプリ有無
・取引ツール
・無料の投資情報(投資レポートなど)

などです。
これらの比較についてはネット上にたくさんの情報がありますので、気になるようでしたら調べてみてください!

まとめ

国内株式とは違って、米国株式投資には複数の手数料が存在し、そのためどの証券会社で米国株投資をすべきかは投資スタンスによって異なる、ということを説明してきました。いかがだったでしょうか?

今回の記事が、少しでもみなさんの米国株投資の役に立てばいいなと願っています。

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