【個別銘柄分析】中野冷機(6411)

中野冷機のウェブサイトより

株価情報

株価:5,520円
配当利回り:5.38%
(2021/9/3終値)

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トカゲ分析

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配当利回り   ★★☆
1株配当金推移  ★☆
EPS推移    ★★☆
PER      ★

トカゲコメント:
小売店舗や物流施設などに冷凍・冷蔵設備を中心とした設備機器や付随サービスを提供する設備メーカー。売上高は業界4位。

海外は、中国と東南アジアに進出しており、全体の販売実績に占める割合はそれぞれ9.1%、0.2%と大きくない。

国内は、スーパーマーケットが主要顧客。外出自粛等で内食需要が高まり、店舗の改装需要が旺盛で業績も好調。コンビニ向けや物流センター向け売上も堅調に推移。

セブンイレブン・ジャパンへの販売実績が39.4%(2020年)と高く、セブンイレブンの業績等に大きく影響を受ける可能性があることに注意。

2018年から2020年の3年間、連結配当性向年間100%と配当金額の下限300円目標を掲げた。目的は、株主還元の拡充。

2021年2月に配当方針の変更が発表され、2021年以降も連結配当性向年間100%目標は変わらずだが、300円の下限目標は外された。理由は、事業環境及び社会情勢に大きな変化が発生していることと、新型コロナウイルスの影響による業績への影響が不透明であること。

トカゲ自身は現在ポートフォリオへの組入れは行っていない。国内は競合他社との競争が激しく、売上の大幅な拡大は見込めそうにない。安定したメンテナンス事業からの売上比率をいかに拡大するかと、保守的な社風のなかで海外市場をどの程度開拓できるかが鍵になるはず。状況を確認しつつ投資していくのがいいのではないかと考える。

基礎データ

EPS推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:円

1株配当推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:円

PER比較

JPXウェブページよりトカゲ作成 
東証一部平均および業種平均は2021年6月時点

売上高推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:百万円

中期経営計画

2018年12月に「中長期経営計画 N-ExT2023 」を発表。2023年までの5カ年の計画。
しかし、新型コロナウイルス影響等で、2021年2月に2023年の目標値を引き下げる修正を実施。

経営数値目標(2023年度)
売上高:300億円 vs. 282億円(2020年度実績)
営業利益:23億円 vs. 12億円(同上)
EBITDA:30億円 vs. 17億円(同上)
ROE:6.0%以上 vs. 3.7%(同上)

事業計画
・ショーケース・倉庫事業
 ✓省エネ・省⼒化ショーケースの新開発
 ✓ケース周辺機器を他企業と連携して提案・販売
 ✓クラウドシステムを利⽤したシステムの開発
  →異常予知診断、点検・修理、店舗全体の制御
 ✓最新冷却システムの研究開発
 ✓鮮度管理→温度管理ノウハウ
 ✓環境配慮に向けた技術開発・技能強化

・メンテナンス事業
 ✓改善提案による継続的な店舗サポートで評価向上とメンテナンス領域拡大
 ✓保守契約未契約店舗への売り込み
 ✓空調機定期点検の獲得
 ✓クラウドシステムを活⽤した異常情報の事前サービスの確⽴
 ✓物流施設向け点検・整備提案の推進
 ✓メンテナンス要望の受付、簡易な修理アドバイスが可能な社内体制構築

・海外事業
 ✓中国合弁との連携強化
 ✓日系、外資、現地企業への営業
 ✓設計協⼒の受諾
  →設計協⼒を⾜掛かりに受注につなげる
 ✓現地営業⼈材の採⽤、現地技術者育成
 ✓現地委託店ネットワーク確⽴

株主還元方針
株主利益還元を基本とする配当⽅針を継続し、連結配当性向について年間100%を目標とする


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