【個別銘柄分析】レイズネクスト(6379)


レイズネクストのウェブページより

株価情報

株価:1,165円
配当利回り:4.03%
(2021/12/3終値)

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トカゲ分析

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配当利回り   ★☆☆
1株配当金推移  ★★
EPS推移    ★★
PER      ★★

トカゲコメント:
新興プランテック株式会社とJXエンジニアリング株式会社が2019年7月に合併して誕生した会社。プラントの日常的な保守や点検、定期修理を行うメンテナンス事業と、プラントの改造・改修や建設を行うエンジニアリング事業の2つがメインである。メンテナンス事業がコアビジネス。ENEOS向けの売上が約40%と大きく、筆頭株主も同社である。

配当利回りは、ぎりぎり4%台で特段魅力的な数値ではない。1株配当金推移は、2020年度までは上昇傾向にあったが2021年度の予想は減配となっている。PERは業種平均と比較して同等であり割安ではない。

EPS推移は、2020年度までは上昇傾向だったが、2021年度予想は減速。2019年度の突出したEPSは、合併によって会計的に生じた一時的な利益である(負ののれん発生益の計上)。

コアビジネスであるメンテナンス事業の将来性に暗雲。これは、石油製品の需要減少などで石油精製・石油化学設備が縮小していくからである。一方、一般化学業界・非鉄金属業界では高機能製品生産のための国内設備・新規プラント需要が堅調に推移している。再生可能エネルギー等の新規分野における受注拡大の可能性もあり。

中期経営計画の2024年度数値目標は、2020年度実績とあまり変わらず。事業の成長よりも現状維持が精一杯ということか?

トカゲ自身は、レイズネクストの株を保有しているが、中期経営計画の内容を精査した結果、将来性に疑問を感じ始めたため、売却を考えている。

基礎データ

EPS推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:円

1株配当推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成
単位:円

PER比較

JPXウェブページよりトカゲ作成 
東証一部平均および業種平均は2021年10月時点

売上高推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:百万円

中期経営計画

企業ウェブページより

2021ー2024年度を対象とする「第2次中期経営計画-RAIZNEXT SYNERGY POWER」を2021年5月に発表。長期ビジョンとして「RAIZNEXT Group V-2032」も策定しており、4段階の中期経営計画を経てビジョン実現を目指す。今回中期経営計画は、その2段階目にあたる。

計画のタイトルにSYNERGYと付いている通り、2019年の合併によるシナジー効果を本格的に創出する最初の期間と位置づけている。

事業環境としては、将来的な石油製品需要の減少を受けてプラントメンテナンス市場は縮小方向である。また日本の労働人口減少やデジタル革命の進展で、同社が強みとしていた動員力による競争優位性は低下する。一方、需要増が見込まれる再生可能エネルギー分野等への技術の利活用やデジタル技術等の活用による高付加価値サービスの提供機会増がチャンスとなる。

事業戦略
・メンテナンス事業の強化
・エンジニアリング事業の強化
・タンク事業の強化
・経営基盤の強化

数値目標(2024年度)
完成工事高 1,450億円 vs. 2020年度実績 1,459億円
営業利益 105億円 vs. 2020年度実績 104億円
営業利益率 7.2% vs. 2020年度実績 7.2%
当期純利益 70億円 vs. 2020年度実績 73億円
当期純利益率 4.8% vs. 2020年度実績 5.0%
ROE 8%以上 vs. 2020年度実績 8.8%

株主還元
連結配当性向40%以上

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