【個別銘柄分析】コニカミノルタ(4902)

コニカミノルタのウェブページより

株価情報

株価:590円
配当利回り:5.08%
(2021/9/10終値)

 現在の株価と配当利回りはYahoo!ファイナンスでご確認ください

トカゲ分析

 トカゲ分析の見方はこちら

配当利回り   ★★☆
1株配当金推移  ★☆
EPS推移    ★
PER      ★

トカゲコメント:
業界4位の複合機メーカー。
デジタルワークプレイス事業、プロフェッショナルプリント事業、ヘルスケア事業、インダストリー事業を展開する。営業利益における構成比率はそれぞれ49%、12%、39%、0%。2025年度までにデジタルワークプレイス事業の割合を25%以下に低減させていく方針。

各事業の具体的な内容は下記のようになっている。

デジタルワークプレイス事業:
・複合機及び関連消耗品の開発・製造・販売
・関連サービス・ソリューション及びITサービス・ソリューションの提供

プロフェッショナルプリント事業:
・デジタル印刷システム・関連消耗品の開発・製造・販売
・各種印刷サービス・ソリューションの提供

ヘルスケア事業:
ヘルスケア分野
 ・画像診断システムの開発・製造・販売・サービスの提供
 ・医療のデジタル化・ネットワーク化・ソリューション・サービスの提供
プレシジョンメディシン分野
 ・遺伝子検査、プライマリケア関連サービスの提供
 ・創薬支援

インダストリー事業:
センシング分野
 ・計測機器などの開発・製造・販売
材料・コンポーネント分野
 ・機能性フィルム、産業用インクジェットヘッド、産業・プロ用レンズ等の開発・製造・販売
画像IoTソリューション分野
 ・画像IoT及び映像関連機器の開発・製造・販売
 ・関連ソリューション・サービスの提供

有価証券報告書や決算説明会を見ていると、業界特性からかドキュメンテーションが得意な会社だなという印象。論理的に細かく課題の分析と戦略の策定を行っているようだが、進捗モニタリングや評価をきちんとできているのかが気になる。

国内オフィス複合機の需要はコロナをきっかけに今後も減少していくなかで、新規事業の成長とDXによるビジネスモデル進化を確実に達成できるのかは今後見ていく必要がありそう。

配当利回りは5%台と高いが、売上は減少傾向、EPSは不安定な動きとなっている。1株配当推移も減少傾向で増配期待は薄い。

トカゲ自身は現在ポートフォリオへの組入れは行っていない。

基礎データ

EPS推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:円

1株配当推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:円

PER比較

JPXウェブページよりトカゲ作成 
東証一部平均および業種平均は2021年6月時点

売上高推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:百万円

中期経営計画

企業ウェブページより

中期経営戦略「DX2022」を2020年11月に発表している。
2020-22年度を対象とする3カ年計画である。

ポイント
・DXによる業容転換と事業ポートフォリオ転換で高収益ビジネス化
・真の社会課題解決企業への転換

重点方針
1. オフィス事業の21年度の営業利益を18年度レベルに回復
 2018年度の営業利益実績は472億円。売上増、原価削減、固定費削減、開発費削減で営業利益400億円達成を目指す。

2. 20年度の総固定費の水準を維持
 固定費の水準を維持する一方、売上を伸ばすことで売上高営業利益率の改善を目指す。構造改革やDX化推進で生産性を向上させる。

3. 新規事業の収益改善を加速
 新規事業の売上拡大に販売管理費の削減や原価低減を実施することで収益改善を実現する。

4. オフィス事業に続く柱となる事業構築の加速
 コニカミノルタの強みであるイメージング技術を発展させた画像IoT技術で、人行動・検査・先端医療の領域で多様なサービス展開を進める。

財務数値
営業利益を2022年に550億円(経営者目線) vs. 2020年度実績 −163億円

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