【個別銘柄分析】三機工業(1961)

三機工業ウェブページより

株価情報

株価:1,432円
配当利回り:4.89%
(2021/10/22終値)

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トカゲ分析

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配当利回り   ★☆☆
1株配当金推移  ★☆☆
EPS推移    ★
PER      ★☆☆

トカゲコメント:
建築設備事業、プラント設備事業、不動産事業を展開する総合エンジニアリング企業である。設備工事業界において売上高5位。社会インフラのさまざまな分野にかかわる。

建築設備事業では、ビル空調衛生、工場向けの空調設備を中心とする産業空調、電気設備などの建築設備全般を扱っている。プラント設備事業では、搬送システムと搬送機器に関する製造販売や、上下水道と廃棄物処理の設備・システム開発を提供している。

事業内容は多岐に亘り、事業ポートフォリオの分散がされているので安定感がある。加えて、顧客に総合的な提案ができることに強みがあると考えられる。その裏返しとして、経営資源が分散されてしまい、どの事業を今後の成長軸としていくかについての戦略が見えない。

EPSは上昇基調で売上高も緩やかに上昇している。1株配当は2019年を境に下降傾向にある。PERは業界平均と比較して若干高め。配当利回りは4%後半と魅力的な水準。

中期経営計画は、施策の内容は理解できるが個々の施策に対して具体的なKPIが設定されているのかが疑問。また、抽象的な施策が多いという印象。業績目標は野心的な数値とは言えない。また、各年の数字の置き方が機械的でちゃんと考えられた数字なのか疑問が生じた。

トカゲ自身はポートフォリオへの組入れをおこなっているが、今回改めて中期経営計画を見て、上記理由から売却も検討したい。

基礎データ

EPS推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:円

1株配当推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:円

PER比較

JPXウェブページよりトカゲ作成 
東証一部平均および業種平均は2021年6月時点

売上高推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:百万円

中期経営計画

企業ウェブページより

2021年度は、2019-2021年度の3カ年を対象とした中期経営計画「”Century 2025″ Phase 2」の最終年度である。「信頼」を高めもっと「選ばれる会社」へ、という副題がついている。

創立100周年となる2025年度を最終年度として10年間の長期ビジョンである”Century 2025″を策定。10年間を3つのフェーズに分け、それぞれの取組みを次のように定義している。
Phase 1(2016-2018年度):「質」を高める3年間
Phase 2(2019-2021年度):「信頼」を高める3年間
Phase 3(2022-2025年度):「選ばれる」4年間
すべてのフェーズを通してすべてのステークホルダーから「選ばれる」会社を目指す。

具体的には、Phase2では「質」へのさらなる追求に加えて、
・財務・資本政策とESG方針の開示
・情報発信力の強化による企業理解の促進
に取り組むとしている。

数値目標
2021年度の目標値は下記のとおり。カッコ内は直近の会社発表の2021年度業績予想との比較。
・売上高
 2000億円(2000億円)
・売上総利益
 320億円(N/A)
・売上総利益率
 16.0%(N/A)
・経常利益
 100億円(100億円)
・経常利益率
 5.0%(5.0%)
・ROE
 8.0%以上(N/A)

株主還元
配当:1株あたり年間配当金60円以上
自己株式取得:500万株程度
総還元性向:70%以上

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