【個別銘柄分析】熊谷組(1861)

熊谷組ウェブサイトより

株価情報

株価:2,813円
配当利回り:4.27%
(2021/9/24終値)

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トカゲ分析

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配当利回り   ★☆
1株配当金推移  ★
EPS推移    ★
PER      ★

トカゲコメント:
建設事業とその他関連事業を主として事業展開する準大手ゼネコン。
売上高に占める割合は、国内土木34%、国内建築66%、海外は1%以下である。

住友林業が20%の株式を所有し、筆頭株主となっている。同社とはシンガポールで合弁会社を設立しており、中期経営計画において再生可能エネルギー事業や不動産開発事業での協業も掲げられている。

配当利回りは4%前半とまずまずの水準。
リーマンショックの業績悪化で無配となっていたが2014年度から復配。順調に増配を積み重ねてきたが、2019年度からは120円で横ばいとなっている。
景気敏感株のため、EPS推移は変動はあるが下降傾向とはなっていない。
PERは業界平均と比較して魅力的な水準である。

同社施工のマンション(2003年分譲)が施工不良であることが2014年に発覚し、全棟建替えという結果に。2021年3月期に是正工事に係る最終的な精算額(12億円)を特別損失に計上しているので、今後の業績への影響は生じないと考えられる。

トカゲ自身はセクター内分散と安定配当を目的にポートフォリオへの組入れをおこなっている。

基礎データ

EPS推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:円

1株配当推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成
2012年、2013年は無配
単位:円

PER比較

JPXウェブページよりトカゲ作成 
東証一部平均および業種平均は2021年6月時点

売上高推移

企業ウェブページのデータよりトカゲ作成 
単位:百万円

中期経営計画

企業ウェブサイトより

2021年5月に「中期経営計画〜持続的成長への弛まぬ挑戦〜」を発表している。2021年スタート、2023年までの3カ年計画である。

基本方針
・建設請負事業の深化
 熊谷組のコア事業。国内土木、国内建築、海外建設に区分される。
 各事業の強化・効率化を図り収益性を高める。

・建設周辺事業の進化
 再生可能エネルギー、不動産開発、インフラ運営、技術商品販売を成長領域と位置付け、成長を加速させる。それによって確固たる収益源を創出する。

・新たな事業領域の開拓
 スマートシティ、都市緑化、インフラ包括管理といった新たな事業領域の開拓に挑戦。
 事業環境の変化にも対応できるようにする。

・経営基盤の強化
 デジタル化、技術開発、人財開発、ガバナンスをさらに強化。
 事業推進の実効性を高める。

財務目標
連結売上高(2023年度)
4,700億円 vs. 4,502億円 2020年度実績 

連結経常利益(2023年度)
330億円 vs. 284億円 2020年度実績 

ROE
12%以上 vs. 12.1% 2020年度実績

株主還元
・安定配当方針のもと、配当性向30%を目途
・自己株式の取得・償却は、資本効率やキャッシュフローの状況等を勘案して慎重に検討 

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